地方自治と議会の今をつかむ、明日につながる

議員NAVI:議員のためのウェブマガジン

『議員NAVI』とは?

検索

2019.03.25

【PR】国内初!地方議員に開かれた政治献金プラットフォーム「ZIPANGO—ジパンゴ-」

LINEで送る

NPO法人ドットジェイピー

1 資金調達の課題

 議員の資金調達は民間企業の資金調達とは全く異なります。一般的な仕事であれば、タイムイズマネー(仕事はすればするほどお金になる)の論理ですが、議員の場合は、自発的に仕事をしても収入が増えることはなく支出ばかりが増えてしまいます。そこで資金調達を検討すると、政治資金規正法上には以下の4つの資金調達のルールが定められています。参加料を徴収して催物を開催し、催物の開催に要する経費の金額を差し引いた残額を収入とする「①政治資金パーティー」、寄付を募る「②献金」、後援団体等の会員費を募る「③会費」、そして機関紙を発行して販売する、「④機関紙販売」です。

 まず、「政治資金パーティー」については国会議員を始めとした、一部の議員に限られ、地方議員で開催をしている方はそれほど多くはないのが現状です。それはパーティーの特性が、企業や団体と政治家を繋ぐ仕組みであるという認識が強いためだと考えられます。つまり地域レベルでは大企業側のニーズを政治に取り込む要素が小さいため、資金パーティーを開催するほどのニーズが双方にないからだと考えられます。

 次に「献金」の課題ですが、日本国籍の無い方からの寄付を議員が受け取ってしまった等の報道により有権者にとって、献金そのものへの悪いイメージがあるため敷居が高く、お手軽に応援するには腰が引けてしまうということがありそうです。

 3つめの「会費」ですが、資金使途が後援会の運営に充当することを目的とすることが多く、ほとんどの場合、半年や年に一回、定額を集めるのみとなっており額面や調達の時期が固定化されています。4つめの「機関紙販売」は機関紙の発行が必要になるため作成にあたってはそれなりの時間と労力が伴うため、議員個人が実施するのは難しいのが現状ではないでしょうか。
 

2 政治資金パーティーの開催対象を変える

 以上のことから課題をうまく解決出来れば、時期や時間の制約を殆ど受けずに資金調達が行えて効率が良さそうな方法のひとつが政治資金パーティーということが言えるかもしれません。

 それでは、パーティーの開催は本当に地方議員にはむかないのでしょうか。パーティーの開催対象を法人から個人に変えることで地方議員にむいたものになることが予想されます。市民を対象として、チャリティーイベントのようなミニ資金パーティーの開催は非常に有効ではないかと考えられます。

 もちろん、友人や後援会の人以外に来てもらうことは簡単ではありませんが、その敷居を下げるために非常によくマッチするのが、クラウドファンディングです。まずは友人や支援者を誘って、さらに知人や地域の方にも来て貰うことから始めてみるのはいかがでしょうか。開催内容もクラブイベントや特技を生かした教室イベントなどを企画に組み込み斬新な政治資金パーティーを開催します。もし魅力的な趣味や特技を持っている方が交友関係にいたらイベントの開催等に協力してくれるかもしれません。
 

3 正しく間違いのない方法で手軽に献金をおこなう

 パーティーに次いで、効率の良い資金調達の方法が献金と言えるのではないでしょうか。しかしながら、先述の通り、誤った寄付の方法により、政治資金規正法に抵触する事例が複数あり、それが報じられることで有権者のイメージが悪いことが課題になっています。

 それでは政治資金規正法に則り、正しく間違いのない方法で安心して簡単に献金が出来る仕組みが構築されれば、課題の解決になるのではないでしょうか。
 

4 パーティーと献金の課題をクリアした政治献金プラットフォームZIPANGO—ジパンゴ-

 NPO法人ドットジェイピーでは、2019年2月20日より政治資金規正法に則り、先述した「ミニ政治資金パーティーの開催」を前提とした、資金調達をWEB上で行っていただける国内初となるプラットフォームを始めました。具体的にはWEBページにて、ミニ政治資金パーティーへ参加する権利の販売を行い、支援者がクレジットカードにて購入して議員を支援する仕組みになります。資金調達専用WEBページへ掲載することをきっかけに斬新なパーティーへの参加を友人や支援者さらには知人や地域の方に呼び掛けていただくのに最適なものになっています。

 また、支援者がクレカ決済にて寄付を行う、所謂「ネット献金」にも対応しています。具体的には支援希望者はクレカ決済を行う前に国籍の有無、量的制限等の政治資金規正法上で求められる基準をクリアしているか等を画面に沿ってセルフチェックを行い、基準に見合っていれば、クレカ決済画面に進んで献金が出来る仕組みとなっており、政治資金規正法に則って、正しく間違いのない方法で安心して簡単に献金が出来る仕組みが整っています。(最終的には日本国籍の有無等につきましては議員や政治団体様の自己責任にて確認を行っていただくことをお願いしています)

第一法規様ZIPANGO画像
 

5 ZIPANGOを利用する更なるメリット

 支援者が議員に毎月定額を継続的に自動で寄付を行う、日本初となる、「定額寄付」の仕組みがある他、議員の皆様のサービス参加にあたっては政治資金専門の弁護士と提携を図り、政治資金規正法の知識を持ったドットジェイピーのスタッフが政治資金規正法に則ったアドバイスや、ページの作成のサポート等を行っています。


「政治家を応援するクラウドファンディング ZIAPNGO(ジパンゴ)」
 (https://japangiving.jp/special/zipango/
 
是非、皆様よりお役立て頂けましたら幸いです。詳細資料のご要望は下記ページよりお申込みください。
 
「ZIPANGO サービスのご利用について」
 (https://zipango.dot-jp.or.jp/
 
お問い合わせ:NPO法人ドットジェイピー
☎0120-098-214(受付時間:平日10:00~18:00)
contact@dot-jp.or.jp
 

「ドットジェイピーとは?」
若年投票率の向上を目標に1998年設立。主たる活動として学生が議員事務所にて就業体験を行う、「議員インターンシップ」や国内最大の「政策コンテスト」の運営、各自治体からの委託を受け、「自治体政策コンテスト」の開催、その他、IT・メディアの側面から議員や政党の情報発信や資金調達のサポートを行なっています。ドットジェイピー(https://www.dot-jp.or.jp/
 

 

この記事の著者

NPO法人ドットジェイピー

Copyright © DAI-ICHI HOKI co.ltd. All Rights Reserved.

印刷する

今日は何の日?

2024年 425

衆議院選挙で社会党第一党となる(昭和22年)

式辞あいさつに役立つ 出来事カレンダーはログイン後

議員NAVIお申込み

コンデス案内ページ

Q&Aでわかる 公職選挙法との付き合い方 好評発売中!

〔第3次改訂版〕地方選挙実践マニュアル 好評発売中!

自治体議員活動総覧

全国地方自治体リンク47

ページTOPへ戻る