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2020.01.27 議会改革

第4回 議会の権限をしっかりと把握する

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慶應義塾大学大学院法務研究科客員教授 川﨑政司

1 議会の権限の全体像

 議会は、住民を代表して自治体の意思を決定する議事機関であるとともに、行政をチェックし民主的コントロールを及ぼす監視機関とされている。このような議会の主体的・積極的・総合的な運営・活動の確保のため、地方自治法などによって、その権限の拡大が図られるとともに、執行機関に対し民主的な批判・けん制を加えるための権限が与えられている。 
 議会の権限としては、その本来的なものは議決権であるが、それとともに、執行機関等との関係において特に定められた種々の権限からなる監視権のほか、請願受理権、意見表明権、選挙権、自律権などが規定されている。 
 議会の権限について規定しているのは、主に地方自治法であるが、そのほかにも、地方財政法、地方公営企業法等の地方自治関係法、自治体の事務について定める個別の法律、条例などによっても規定されている。 
 ここでは、議会の位置付け・役割について理解を深めるためにも、議会の権限の全体像について概観しておきたい。

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