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2025.06.10 New! コンプライアンス

第13回 女性議員による本会議でのセクハラ被害告白

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一般社団法人ポリライオン代表理事 太田佳祐

 ハラスメントの被害に遭うということは、被害者にとって身体的にも精神的にも大きな傷を残す深刻な出来事です。しかし、それ以上に深刻なのが、「その被害を周囲に訴えること自体の難しさ」です。勇気を持って声を上げたとしても、「被害妄想ではないか」、「自分にも隙があったのでは」などと心ない言葉を浴びせられることも多く、さらに、訴えても状況が何も変わらない現実に直面することで、声を上げること自体を諦めてしまう人も少なくありません。
 とりわけ、政治や行政の場においては、立場上のしがらみや慣習の中で沈黙を強いられるケースが多く、被害の実態が表に出にくいという構造的な問題もあります。
今回紹介するのは、女性議員が本会議の公式な場において、自らのハラスメント被害を訴えた非常にまれなケースです。現職議員が本会議中に自身の被害を公にするという行為は極めて異例であり、この発言がきっかけとなって議会としての調査がようやく始動しました。
 第13回目となる今回は、この本会議での告発事例を通じて、ハラスメント問題の背景にある制度的課題や、被害者が抱える苦悩、そして今後必要とされる対応策について、具体的に解説していきます。

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