2021.07.12 住民参加
【第5回】持続可能な議会を目指した住民とのコミュニケーションのあり方~北海道鷹栖町議会の取組み~
持続可能な議会を目指した住民とのコミュニケーションのあり方
鷹栖町議会には、やれることは何でもやらなければ議会は変われない、といった危機感と前向きな雰囲気があるという。それが、「中づり広告風の定例会傍聴案内チラシ」、「ジャポニカ学習帳風議会ガイドブック」、「一般質問の通信簿」、「予算審査のニコちゃんシール」といった、これまでの議会の常識を超えた住民とのコミュニケーションの実践につながっている。
議員のなり手不足問題の解決、持続可能な議会になるために、現状制度においてもできることはたくさんある。興味を持ってもらう議会、理解を深めてもらう議会、参加してもらう議会になるための鷹栖町議会の試行錯誤は、それを実証している。トライアルアンドエラーを繰り返すことからしか、進むべき道は開けてこない。
持続可能な議会を目指し、住民とのコミュニケーションのあり方を見直す議会が全国に広がることを期待したい。