解説

解説１ インターネットの活用
  １ 公選法が規制する「インターネット等（を利用する方法）」の範囲3
  ２ 「電子メール（を利用する方法）」と「ウェブサイト等（を利用する方法）」
  ３ 政治活動とインターネット等
  ４ 選挙運動とインターネット等
  ５ 選挙運動中の演説会場内での映写（公選法143条１項４号の２）
解説２ 寄附の禁止（公選法199条の２ほか）
  １ 寄附に当たるもの
  ２ 公職者等の寄附
  ３ 公職者等の寄附に関連する規制
解説３ 設問の検討

　外出自粛を求められている状況では、積極的に外へ出て街頭演説や握手をすること、たくさんの人を集めてする後援会行事や市政報告会等を行うことは困難です。
  そこで、自宅や事務所から有権者・支援者へ政策や主張を伝え、情報発信する方法として、インターネットの活用が挙げられます。
  また、公職者等自らが自治体や困っている人を助けるための活動として、寄附などが考えられます。
  そこで今回は、①インターネットの活用、②寄附について検討してみます。