2019.03.13 選挙
第12回 選挙告示直前! 注意点のおさらい(1)
Question
当選1回の市議会議員Aさんは、今年4月に行われる市議会議員選挙に向けて選挙対策に乗り出すことにしました。そこで、以下のようなことを始めましたが、問題はないでしょうか。
Q1駅立ちをして、通行人に自身の政策ビラを配る。
Q2駅やターミナルで、はちまきをした大勢の支援者を従えて演説をする。
Q3街頭演説の際、氏名と普段使用しているマスコットキャラクターが描かれた幟(のぼり)を立てる。
Q4街頭演説や演説会で「この町をよくするため引き続き頑張ります」と発言する。
Q5演説を聞いていた聴衆から「名刺が欲しい」といわれ、「市議会議員 A」の名刺を渡す。
Q6駅立ちや演説中、「A」又は「本人」と書いたたすきをかける。
Q7街頭で配布する活動報告に「特集! Aさんのこれからの意気込みと活動の展望を聞く」と銘打った特集記事を掲載する。
Q8地域主催のイベントに行き、「いつもお疲れ様です」と声かけをして回る。
Q9イベントで参加者から「次の市議会議員選挙も出るの?」と聞かれて「もちろんです。そのときはよろしく」と答える。
Q10イベント参加者に、秘書とともに「市議会議員 A」の名刺を配り歩く。
Q11政治活動用ポスターを選挙告示直前も掲示したままにする。
Q122人連名の演説会告知用ポスターで「弁士 市議会議員 A」、活動報告会の日時・場所を「2023年8月」・「市内各所」と記載する。
Q13党の県支部大会で、市議会議員選挙候補公認予定者として紹介を受ける。
Q14知り合いの議員の政治資金パーティーで、「来るべき決戦に向けて頑張りますので、ご支援よろしくお願いします」と挨拶する。
Q15普段は後援会向けに発行している後援会報を「号外」として選挙区域内の各家庭にポスティングで配布する。
Q16政策アンケートと銘打ち、選挙区域内の家庭や事務所を訪問して、望む市政について聞いて回る。
Q17Aのさらなる知名度と支持拡大を図るため、支援者有志で「明日の市政をつくる会」を立ち上げて選挙区域内の家庭を訪問し、会員勧誘活動を行う。
Q18駅前の空き地に「A後援会連絡所」と書いた立て看板を設置する。
Q19政治活動用自動車で、冒頭「こちらは市会議員Aです」と言って、その後は政策を訴える。
Q20選挙告示日の早朝、駅立ちで「Aです。今日から頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶をする。
Q21政治団体である後援会に対し活動資金を寄附する。
Q22後援会の行事で、マイクロバスを借りて参加者を送迎する。
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